アルケイディア&キュクレイン

アルケイディア&キュクレイン TOP  > 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

文化祭

はてなに書いた分をまとめて。

ちょっと移動してみます

ちょっとfc2ブログが認証とかの関係で微妙に使いにくいような気もするので、試しに別のところで書いてみます。
こちらはこちらで、何か使うかもしれないけど今のところはとりあえず向こうで。

クリックすると新しいウインドウで開きます。
http://d.hatena.ne.jp/urara105/

近況

なんとなく忙しい感じで、また更新ができるようになるのは7月くらいになりそうです。それまでに何度か更新するかもですけど、まあ予定は未定です。予定と未定って同じ意味なのになんで別の言葉があるんでしょうね。いや同じ意味じゃないのかな?
今ちょっとネットカフェで調べものをしている都合があって、今日は時間が空いたら過去の日記を見直して誤字の修正とか何か日記とか書くかもしれないし、何もしないかもしれません。

春風の偽日記

『てのひら』

ユキちゃんが小学校から持ち帰った
春の予感。

王子様にも届きましたか?

まだ知らないのなら、
教えてあげたい。
こんなところでも王子様に尽くしたい。
近づく春。
残念ながらそれは、
ユキちゃんがまぶしい空に目を細めて探している
梅の枝についたつぼみではないの。
今頃はもう、この近くのどこかで見つかるのでしょうか?
お花屋さんには、雛祭りの準備で桃の花が並び始めたみたい。
まもなく私たちのところにも届いたらうれしいピンクの色は
少しの間はがまんです。

もちろん、まだ通信簿の季節ではなくて
進級の準備になる一区切りも、今のところは小学校には訪れない。
明るい春物の服も、
似合う時期はそろそろかな?
まだもう少し、
お天気は不安定。
海晴お姉ちゃんが予報している明後日あたりの雨は
とうとう厳しい雪を迎える季節が過ぎていくことを
告げているのかもしれないけれど。
油断はできないので
華やかな桃色のよそおいは3月になってから様子を見て。
私たちが花開くように、新しい季節が始まる気配に身も心も染まっていくまで
もうあとわずか。

麗ちゃんは、この時期は
大好きな電車とのつらいお別れがたくさんあるみたい。
でも、このおうちでいつまでも変わらずに
私たちを支えてくれる王子様がいつも家族なのだから
どんなに悲しいことがあっても、
とても一人では耐えられないような時間の真っ最中でも
行く先が暗いばかりではなくて、明かりの気配を肌に感じて
また立ち直る勇気が、自分の中にも生まれはじめていると気がつく。
そんな時が麗ちゃんにももうすぐやってくるんじゃないかと思います。
春の訪れと同じ時期になるのかどうかは、春風には何とも言えないのだけど
たぶんすぐなんだろうなっていうのは、
なんとなくわかる。
おっかなびっくり顔を上げてまわりを見回し始めたつぼみ。
たぶん趣味で好きでやっているとしても、大変なことに向き合っていく麗ちゃんは
とても立派で勇敢な、私たちの小さな妹。
どうにかして支えてあげられないか
春風も迷って悩んで、
つい楽しくて、かわいい家族みんなのことを考えている。
ユキちゃんが元気で帰ってきてくれて
健康を心配しなくてもいいくらいののどかな気温も、近づく春のおかげですけど。
今日は難しい悩みも、複雑な思いも何もない
あたたかなおみやげ。
もともと、春風はあんまり深く考えることが得意ではないですもの。
簡単な事実には、すぐに気がつくほうです。
たとえばある年のクリスマスに
いよいよ迎える待ち望んだ新しい家族として
私の元にやって来た運命だとかは、
すぐにわかってしまうほう。
だから、今日もユキちゃんが届けてくれた
小さな柔らかいてのひらの暖かさのおかげで
ついに春が近づいたんだと知ることができました。
冬の間ずっと寒かった気温に冷たくなる手を温めてあげなくても。
今日は全然、熱が出たように心配になる高温ではなくて
寒い日を過ごしてやっと家に帰って来る厳しい季節も
一年のこの時期のお仕事を終えて、ゆっくりと通り過ぎていこうとする気配。
あんなに厳しかった季節が、背中を丸めてさみしそうに立ち去っていくよう。
やがてまた春風たちのところに、いろいろな出来事がぎゅっと詰まった冬を届けてくれるまで
きっと穏やかに家族と過ごして、ゆっくりと次の出番を待ちながら
また来年。
最後の一仕事も、そろそろ大詰め。
私たちが手を取り合って毎日を過ごして、
大変でも楽しかったり冬が、もう終わるんだなと
学校から帰った小さなユキちゃんが届けてくれた
移り変わる季節の、言葉にして伝えるのではないお知らせ。
もうこれから暖かくなると
寒い季節を一緒に乗り越えたくて
あなたの冷たい手を温めてあげたいと
その手を胸に抱える理由はもうなくなってしまう。
王子様がいなければ、春風は寒い冬を越えるどころか
一日も過ごせないともう知っているのに
大切なふれあいのチャンスが純白の雪のようにみるみる消えてしまうなんて
そんなさみしいことがこの世界にあっていいのでしょうか?
春風の過ごす日は、季節に関係なくあなただけを中心にしているのに。
もう冷たい手を温めてあげられる季節は終わろうとしているけれど
こんなわがままな春風がお願いをしてもいいのでしょうか?
これから理由がなくなっても
あなたの手をとって、ぎゅっと胸に抱きしめて
寄り添い合って過ごしても
愛しいあなたは許してくれるでしょうか。
春風の手はいつも恋の温度にあたたまっています。
冬の寒さに頼らなくても、愛しい思いは伝わるでしょうか。
二人で、過ぎていく毎日のことを言葉にして交し合って。
ときどきは静かに体を寄せるだけで過ごしながら
何も必要がなくても、
この世界のどんなに仲のいい結ばれたものよりも
何よりも近くにいる二人でいたいと春風がお願いをしたら
王子様はどんな答えをくれるのでしょうか。
いつも笑顔で受け入れてほしいなんて恥ずかしくて言えないから
これからやって来る花開く季節に、
まぶしそうに顔を出す花たちの勇気の季節に
どうか一度だけでも叶えてもらえるなら。
でも本当は、いつも許してくれたならそれが一番うれしいと思う春風です。

ユキちゃんが元気で楽しく過ごせる暖かい季節が来て、よかったですね。
冬の楽しみが過ぎ去っていくのはさみしいけれど
春風には、あなたがいるのだから
これから迎える新しい春も、いつまでも忘れたくない思い出が
数え切れないほど増えていくのだと
もう春風にはわかっています。

星花の偽日記

『真っ白なエプロン』

家族の大事な
お手伝い。
子供はいつも
やることいっぱい。

おそうじ!

お皿洗い!

それから
お部屋の片付け、
は、それぞれのお仕事だから
家族の用事ではなく
ひとりひとりの責任で果たす役目。
マホウの杖を踏んづけて
取れてしまった真っ赤な宝珠。
踏んだ吹雪ちゃんの顔が
動揺しているのか冷静なのか、無表情。
寒いだけなのかよくわからない、
外から帰ってきたばかりの青い顔。
散らかしておいた夕凪ちゃんもいけない、という話に
たぶんなるんだろうけど……
結局、吹雪ちゃんが謝って
星花も参加して三人でお小遣いを出し合って
新しい杖を買ったっけ。
夕凪ちゃんは新しいマホウを使えるようになったのかな?
反省したみたいで、きちんと片付いていることもあり、
まだ少し苦手なようで、転がっていることも多い
最近の杖事情。
お片付けのマホウは
なかなか思いつかないものらしいようすで
散らかりがちな
星花たちのお部屋です。

おうちでは
だいたい、お兄ちゃんが請け負うことが多い
大変なお仕事。
それは
買い出し!
20人分の食料を
まとめて背負う
男の人の力!
学校帰りの放課後に
スーパーに寄っていくこともあるそうで
両手に荷物を抱えた
制服姿のお兄ちゃんが玄関で
大きな声でただいまって言うと
家にいるみんなで駆け寄って
山賊みたいに荷物をさらっていくけれど
お兄ちゃんのお仕事をお手伝いしたいだけなんです。
ちょっと乱暴で、女の子らしくなくてはしたないかもですが
お兄ちゃんの力になりたくて夢中なの。
星花も一緒になってしまう
張り切って駆け寄る子供たちのこと、
どうか寛大な心で見ていてください。
一緒に買い物に行く春風お姉ちゃんや蛍お姉ちゃんは、帰ってきてから
デートみたいで楽しいな、
むしろもう新婚さんみたい、
と、うれしそう。
お野菜や卵のパック、重い荷物を持っていてたくましいのに
はしゃいだ顔は、なんだか華やかなようにきれい。
おとなだな!
と、感じる瞬間。
星花もそのうち大きくなったら、
お兄ちゃんと買い出しに行くのかな。
どきどきしながら想像してみて
あと何年くらい後なのか、吹雪ちゃんと計算してみたら
星花がお兄ちゃんと同じ木花に入る年には
お兄ちゃんはちょうど卒業していなくなってしまう!
ええー、
一緒に帰りながら、楽しくお買い物はできない?
そんなふうに悩んでいたから、という理由でもないのですけど
ちょっとした偶然で希望がかなうこともあるのか、
今日は星花が晩ごはんのお手伝い当番なので
待ち合わせをしたお兄ちゃんと、帰り道でお買い物。
制服のお兄ちゃんと、チャイナ風でまだ色気のない元気なミニスカの星花の組み合わせ。
残念ながら、とても恋人同士には見えないですね?
もちろんまだぜんぜん主従でもないし。
普通に、仲のいい兄妹かな?
でも、その通りだし、いいかな。
お兄ちゃんは少し大人っぽいから
もしも親子に見えたら、ちょっと星花が子供すぎるようで困ってしまうな?
お食事当番のお手伝いもできるくらいなのにな!
どうだったでしょう、
親子には見えなかったと思いますか?

今日のお買い物の晩ごはんのメニューは、
星花の判断に任されることになりました。
責任重大です!
なにしろ冬まっただなかなのであったかいものだとやっぱりおいしい、
野菜がたくさんでおいしく栄養が取れるとうれしい、
さらにみんなのリクエストにも答えたいし、
蛍お姉ちゃんは、明日のお弁当に使えるメニューだと助かるって。
うーん、
お姉ちゃんたちは難しい問題をたくさんクリアして
ご飯を作っているんですね。
春風お姉ちゃんは、
あんまり難しく考えなくていい、
星花ちゃんが一生懸命作ってくれたらなんだっておいしいはず、
って言ってくれたけど
なるべくなら、せっかく作るんだからいいものができたらな。
お兄ちゃんの意見も聞いて
スーパーを見て回って。
買い物がとっても楽しいと
そればっかり言っていられないお仕事なのに
楽しくお買い物ができてよかったなんて
星花ははたしてこれでいいのでしょうか?
ふまじめ?
ともかく、
からあげも考えたけど
揚げ物は量が多くなると時間もかかるし
今日はそれなりの量がいっぺんに作れる、煮物にしました。
煮込んだら味がじっくり染みる
だいこん、
煮物界には重要な味の一員
ちくわ、
ほくほくの身がお口の中でほどけて広がる味わいの
かぼちゃ、
ボリューム感がうれしい
じゃがいも。
まるごとたまごも
煮物の皿の中で迫力ですよね。
白菜は、お味噌汁にしたらいいかな。
まだ台所のお仕事を任せてもらえない
いたずら者の夕凪ちゃんが
ときどき、こっそり近づいては
つっついてきたり
隠れておどかそうとして、ぴょこぴょこと髪をテーブルからはみ出させたり
星花のエプロンのひもをほどこうとしたり
遊んでほしそうだったけど
こらー、あぶないよ、
って叱ったら逃げちゃった。
夕凪ちゃんももうすぐみんなのお料理を作れるくらいだと思うけど
せっかくだから教えてあげたらよかったかな?
でも、夕凪ちゃんのことだから
思いがけないお手伝いが意外と上手だったりするのかな?
あんがい器用な、
というかマホウの力?
そろそろ、夕凪ちゃんにも星花からエプロンを送ってあげようかな。
星花のエプロンは、今はまだほんのお手伝いさんらしく
飾り気までは気を使っていないそっけないエプロンだから
夕凪ちゃんと一緒に、二人のエプロンを選べたらいいな。
今日は星花の渾身のメニュー。
と言いつつそんなに胸は張っていられない、
お姉ちゃんたちの力を借りて
まだちびちび修行中のふらふら不安定な味の晩ごはん。
みんなにおいしく食べてもらえたらいいのですけど、
と、今日一日だけでずいぶん汚れたエプロンで汗を拭う星花です。
神様、どうか今日の料理が
星花の腕前にしては思いがけないほどうまくいって
みんなが幸せにおなかいっぱいになれますように。
星花はこれから、どんどんお料理で喜んでもらえるようになったらいいな。
お手伝いすることはいっぱい。
お兄ちゃんやお姉ちゃんたちみたいに大人っぽくなれるよう
だんだん、近づいて
もうちょっとすてきな星花を目指していきます。

ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。