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夕凪の偽日記

『冬が来るよ』

教室の窓側。
日当たりが良くて
別に退屈な授業でもないのに
気持ちよくて、うとうとしたり。

ああ、このあとは体育だな、
走って跳んで
夕凪がいい成績を出せれば
お兄ちゃんは、話を聞いて喜ぶよ!
とか、そわそわしてしまう楽しみがあっても
まるで勝てない。
あったかーい……
まどろむ……
夕凪は、縁側の猫になるよ。
にゃー。
どんどんまぶたが重くなっていく。
こんなに暖かいのに、
本当に冬は来るのかな?
夢の中ではもう、こたつにあたってみかんを食べているのに……
って、夢は見てないよ!
寸前くらいでがまんした。
このままだと怒られると思ったから。
しっかりしないと!
まったく、秋のやつめ。
小春日和め!
夕凪はただでさえ、勉強のことでうるさく言われがちなのに。
気持ちいいじゃないかー。
ふにゃー。

体育をして、お天気の下でほかほかになると
ますます疑問。
あと一ヶ月で、この辺りも雪が降るかなあ?
ホワイトクリスマスにならないのはともかく
薄着だったら、雰囲気でないなあ。
コスプレで蛍お姉ちゃんがミニスカサンタになるのは似合うよ?
でも、本物のサンタさんはたぶん似合わないと思う。
ミニスカ。
日曜日からはアドベントカレンダーもいよいよ一日目の始まり。
うわ!
本当に12月だ!
って、感じがしてきたのに
ちゃんとこのまま冬になってくれるのかな?
夕凪は今日、
体育でずいぶん汗をかいたよ?
今年のクリスマスは、ミニスカ家族かも。
お兄ちゃんはミニスカ似合うのかな。
サンタほどおじいさんじゃないし、いけるかな?
なんて気楽に想像していたのに、
学校の廊下で日陰に入ったら、
ましてや、夕方になって日が落ちたりしたら
きゃー!
なんでこんなに違うの!?
やっぱり、もう冬だったんだね。
気がついたら、こんなに寒くなっていたなんて!
昼間の気持ちよさが嘘のような帰り道。
世界で一番寒いんじゃないの!?
半分本気でそんなふうに思いながら帰ってきたら
家の中は暖房がついていたし
小さい子は抱きついてくるし
キッチンにはりりしいお兄ちゃんが立っているし
それを見て春風お姉ちゃんがぽーっとしすぎて湯気が出ているな、
と思ったらうどんの湯気だったし
あったかいな!
生き返るー。
ここは世界で一番あったかいかも!
でも、ひとつ問題があるとすれば
暖房が、キッチンとリビングのあたりしか効いていなかったから
どうしても晩ごはんのお手伝いをしなければならなかったこと。
夕凪、たまねぎの皮をむくのはちょっと好き。
切るのは全然ダメだけど。
あんなにつーんとしても、叫び声も出さないで真剣に切り続ける小雨お姉ちゃんすごい!
根性があるの?
いいなあ。
夕凪、静かにしているのは苦手。
なんでだろう?

こんなに寒いと、氷柱お姉ちゃんの仕事も大変そうだよね。
サンタさんも、クリスマスの夜なんて絶対寒いよね。
おうちでは小さい子が抱きついてあったかいみたいに
トナカイに抱きつくわけにはいかないし。
やっぱり仕事だから、寒さに耐えてがんばっているのかな。
でも、ホウホウホウって笑顔でプレゼントを届けてくれるんだよね?
夕凪は見たことないけど。
寒さに耐えてますって感じでもなさそうだな?
世界中の子供が喜んでくれるなら、寒さなんて気にならないってことかも?
すごいなあ。
夕凪にも、よろしくお願いします!
夕凪が今年お願いするプレゼントは──
まだ決めてないけど。
今の候補の中から、何をもらってもうれしいな。
それとも、もっとうれしいものをこれから思いつくかなあ?
いよいよ寒くなってきました。
サンタさん、早く来てね!
早くクリスマスの日になるといいな。

それでね、今日ね。
夕凪たち家族の、誰よりも遅くなって寒い帰り道の、氷柱お姉ちゃんは
一緒に帰る麗お姉ちゃんに、
肉まんをおごってあげたんだって。
いいなあ、今度は夕凪が氷柱お姉ちゃんのお迎えに行こうかなあ。
って言ったら、夕凪はもともとほかほかだから肉まんは必要ないし
氷柱お姉ちゃんが冷たい手を夕凪のほっぺたに当てて暖を取るんだって。
夕凪にとっていいことが何もないじゃない!
そんな氷柱お姉ちゃんは、お迎えになんて行かない!
まあ、夕凪はまだ3年生だから、遅い時間に外に出たらいけないんだけどさ。
麗お姉ちゃんはね、
あんまり太って見えるのが嫌だから、肉まんを断ったらしいよ。
肉まんを断る人がこの世にいるなんて!
しかも、別に太ってないと思う!
一緒にお風呂に入っても、
おなかをつまんで引っ張るものが何もない。
つまもうとしただけで怒られるけど、たぶんない。
ないなら別につまんでもいいじゃない。
狙っても問題ないでしょ?
なんであんなに怒るのかなあ。
それを吹雪ちゃんに話すと、
ゼロをつまむということはどういうことなのか、
真剣に考えちゃうの。
そんなに難しく考える話でもないと思うけど。
夕凪のおなかはかなりのものだよ。
ちょっと離れた場所から手を伸ばしただけでつまめるよ。
たいして狙わなくてもつまめるよ。
びろーんって伸びてきて
手のひらに乗るよ。
それはさすがに大げさだった。
お兄ちゃんは、あんまり夕凪のおなかは狙わないけれど
たまにつまんでみたら、面白いかもしれないよ。
夕凪は逃げるから、
つかまえてね!
でも麗ちゃんは、太ってないのにダイエットをしていたんだね。
晩ごはんも食べないで、発声練習をして。
でもそれって、なんで泣いていたんだろう?
よっぽどショックだったのかな?
ちょっと太っても何も問題ないよ?
恥ずかしくなんてないし、お兄ちゃんにつままれたら喜ぶくらいだよ。
こんなおなかの夕凪が平気なんだから、
ダイエットなんて必要ないのにね!
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