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綿雪の偽日記

『お兄ちゃんと氷柱お姉ちゃん』

うふふ。

あっ。
急に笑ってしまって
びっくりした?
お兄ちゃんは、こんなユキを見て困ってしまう?
ううん、
いいことがあったというよりは
なんて言ったらいいのかな──
こんなふうにうれしくなってしまうのは、少し変だとわかっているの。

今日は一日お休み。
祝日です。
ユキは学校に行けるのも嬉しいんだけれど
でも、休日も好きなの。
今日は、大好きなお兄ちゃんがおうちにいてくれるでしょうか。
いっぱい遊んでくれるかな。
お兄ちゃんに何かご用があったらしかたない。
でももしかしたら、少し時間があるかも?
家族といるのはいつも楽しい。
怒られてしまっても、
ユキは今日もこの家で、みんなと一緒。
いつも笑顔でいるのは大変かもしれないけど、楽しいんだよ。
なるべくいつも笑顔でいたいな。
つらいことがあったら、泣いてしまうかもしれない。
今日は小さい子たちで手分けして運んだ洗濯物を
あわててしまって庭に転がして
落ち込んでしまうこともありました。
わざとじゃないからと。
がんばった気持ちが大切だから、失敗してもいいと。
失敗しても、お手伝いしてくれた気持ちが一番うれしいんだと。
なぐさめてくれるお兄ちゃんやお姉ちゃん。
どうしてユキには、こんなふうに優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるんだろう?
不思議だな。
変な疑問だと思いますか?
どうして素敵なおうちの家族のみんなが
世界中にたくさんいる他のりっぱな人たちの誰でもなく、
たいしたこともできないユキの家族だと神様は決めたんだろう。
こんなふうに優しくしてもらっている。
悲しくたって、涙を拭いたら
みんなのおかげで
ユキはすぐに笑顔です。
いつもありがとう、ユキはいつもうれしいんだよ。
今日怒られてしまったのは、別のこと。

だって、お兄ちゃんといると楽しくて、
ユキは自分でもなぜだかわからないくらい楽しくなって、
青空ちゃんと遊んでいるときや
氷柱お姉ちゃんがいつもユキに優しくしてくれるときと
どこか違う気持ち。
変なの、うまく説明できません。
春風お姉ちゃんは、ユキのこの気持ちのことを恋だって言うよ。
でも、まだ小さな小さなとっても小さな幼いユキです。
こんなに子供なのに、恋をするのでしょうか?
ユキには、どんな言葉でもうまく言い表せない気持ちです。
お兄ちゃん、
今日はお休みだよ。
いっぱい一緒にいてね。
いつもよりも、もっと。
迷惑をかけてばかりのユキが、まだわがままを言うなんて恥ずかしいのに。
でも、やさしいお兄ちゃんの顔を見てしまうと、なぜか自然に言葉にしてしまう。
おねがい!
もっと、もっと
どこにも離れないで
すぐそばにいてください。
今日も、立夏ちゃんと星花ちゃんと夕凪ちゃんとユキで大騒ぎをしました。
小さい子たちがお昼寝する時間になったから、
今度はここにいる誰かのもの!
お兄ちゃんを取り合っていたら
氷柱お姉ちゃんに怒られちゃった。
お兄ちゃん、
連休はユキたちのことをたくさんかまってくれて、
いっぱいお願いをきいてくれて
疲れてしまったの?
こらっ、
さわぎすぎ。
お兄ちゃんを少しは休ませてあげなさいって
氷柱お姉ちゃんが一人ずつ
ぺん、
ぺん、
ぺん、
ぺん、
あっ。
ふふ。
ユキも元気ないたずらっ子みたいに、頭をはたかれちゃった。
ついうっかり、だって。
本当はユキもこんなふうにいつも元気だったらいいな、って言ってくれたけど
ばれてしまったかも?
ユキは、もっといたずらをしてみたいいけない子。
優しい家族に甘えてしまうのが、こんなに止められない。
これからたくさん叱られてしまいます。
それとね、氷柱お姉ちゃんが、お兄ちゃんのことをとっても大事にしているのがわかったのも
うれしかったな。

霙お姉ちゃんは、
人間は小さなことを気にしすぎて
本当に大事な気持ちが言えなくなってしまうんだと、ときどき言っています。
大好きだって言葉にしないと、なかなか伝わらないのに。
だからどんどん好きだと素直な気持ちを言わなくちゃ。
そうなのかな?
ユキはお兄ちゃんや氷柱お姉ちゃんや、家族のみんなが大好き。
いつも言いたい。
大好きだよ。
一緒にいてくれて、ありがとう。
優しくしたり、叱ってくれたり。
いつも見ていてくれる。
いつだってユキと家族でいてくれて、ありがとうございます。
本当は、がんばって言おうとしなければ口に出せないらしい気持ち。
ユキは迷わず言える。
大好きです。
まだユキが子供だから仕方ないことがあって、
これからもたくさん迷惑をかけてしまう。
もしかしたら、病気が悪くなることもあるかもしれない。
そうしたら、お兄ちゃんは悲しくなってしまう?
ユキのことが負担にならないといいのに。
悲しませることしかできないこんなユキなら、
みんながユキのことすっかり忘れてしまうほうがいいのかな。
ときどき考えていたの。
でも、今はわかっている。
いくら迷惑をかけてしまっても
ユキはこれからもお兄ちゃんの家族なんですよね。
絶対に、離ればなれになったりしない。
もうユキのことを放り出してしまうなんてことは、家族の誰もしてくれないの。
お兄ちゃん、ユキと家族でいたら、これからもいっぱい困ってしまうことがあると思います。
これからどんなに大変な思いをさせてしまうのか、今のユキには何もわからない。
悲しまないでほしいと言っても、かなわない。
たくさん迷惑をかけてしまう。
家族なんだから、もう決まっている。
だけどできれば──
家族だから、好きだという気持ちは伝えたい。
言わないとわかりにくいことだって聞いたから、たくさん言ってもいいですか?
いつでもユキは思っています。
お兄ちゃん、大好きです。
もしも次のお休みに、あんまりおつかれじゃなかったら
また一緒にいてほしいな。
今日みたいに──
それとも、もっと仲良しみたいに、ぴったりくっついて。
いつまでも、決して離れたりしないのが家族なんだとわかっていても
少しでも近くにいてほしいのは
ユキがお兄ちゃんのことを好きだからです。
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