アルケイディア&キュクレイン

アルケイディア&キュクレイン TOP  >  スポンサー広告 >  小雨 >  小雨の偽日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小雨の偽日記

『イリュージョン』

鳩が出てくる
シルクハット。

消える自由の女神。

ふしぎ。
縦ジマのハンカチが
横ジマに!

テレビを見ていると
ときどき出会うイリュージョン。

タネを見つけるのが得意なのが
吹雪ちゃん。
コインはどこに消えたのか?
いったい、いつのまに?
えっ!? あの人が協力していた!?
説明されてもむずかしい
鏡や光の不思議な性質。

ときどき手品を仕入れてきて
見せてくれるのが
霙お姉ちゃん。
やっぱり見破る
吹雪ちゃん。
ちょっと待って、
それは言ったらかわいそう!
翌日の朝、
お天気予報を通じて広がる
新しいマジック。
ハンカチから出てきた小さな花。
今日もいい一日を過ごしてくださいね。
一番のふしぎは
ああ、明るい一日が始まったな、って
見ていると今日も元気になれる
海晴お姉ちゃんの笑顔。
そして、海晴お姉ちゃんが魔法だって言うのが
うれしい家族の存在。
でも、今日は海晴お姉ちゃんは
とっても大変だったみたいですね。
お疲れ様でした。

夕凪ちゃんは、
小雨たちの家族でもとっても特別な力を持った
かわいいマホウ使い。
どんな不可能も
マホウで解決します。
何事にも元気に挑むマホウ使い。
でも、
怖いマホウは使わないでほしいです。
あんまり怖いと
小雨は腰を抜かして
座り込んでしまいます。
逃げられないで
いのししに食べられてしまいます。
ぺろぺろ。
今日は、
食べられなくて良かったです。
いのししの赤ちゃんでほっとしました。
小雨、恥ずかしかったです。
あんなにあわててしまうなんて。

ダンボールの箱から飛び出してきた
ちいさな姿。
学校から帰ってきて、裏庭を見に行ったんです。
声はすれども姿は見えない。
というか、どう見ても
この箱の中ですよね……
近くに来たさくらちゃん、虹子ちゃん、青空ちゃん。
何かあったら小雨が守らないといけないのに
大丈夫かな、
小雨では無理だと思う、
頼りになるお兄ちゃんが帰ってくるまで
近づかないほうがいいのかな。
みんな、戻ろう。
と言い出したときに
足音に反応したのか
おもりにしてあった石を内側から転がして
小さな影とは思えない力強さで
小雨に突進してくる、ものすごい速度。
こわかった……
さくらちゃんが、積み重ねてきた練習の成果を発揮して
きれいなフォームで逃げていきます。
虹子ちゃんも、青空ちゃんも大声をあげて追いかけていく。
さくらちゃんが先導してくれて良かった。
そのまま遠くまで逃げてくれれば、小さい子たちには危険はないもの。
早く、もっと遠くに──
どうかさくらちゃんたちを追いかけていかないでください!
そしたら、さくらちゃんがふりむいてこっちを見たとたん、
小雨お姉ちゃんをたべないで!
あっちいって!
うわあーん!
自分のせいで、妹たちを危ない目にあわせてしまうなんて
情けない小雨ですね。
いのししの赤ちゃんは怪我をしていたから
裏庭を逃げ回って、すぐ倒れてしまったの。
結局、責任を感じた夕凪ちゃんと一緒に
海晴お姉ちゃんが、いのししを動物病院に連れて行きました。
夕凪ちゃんが隠していたんですね。
たぶんマホウでもないしイリュージョンでもないけど、びっくりしました。
茶色いから、ちゃちゃちゃん、という名前を付けたそうです。
でも、裏山にいのししなんて住んでいないのに変だなって
みんなで首をかしげているの。
夏の間に、ママが裏山に職人さんを呼んで、手入れしたんです。
草が茂っている場所に蛇がうろついたりしないように、きれいに刈ったり。
蜂の巣がないか、危ない動物が住み着いていないか
見て回って。
えさになるような種類の木はないから、何かが迷い込むということもなさそうなんだけど。
お医者さんに診てもらったところ、怪我をしていたのは車にぶつかったのでは、と
おっしゃっていたそうです。
車で連れていく途中で逃げ出してしまったのでしょうか?
いくらなんでも、いのししはもらってくれる飼い主を探すわけには行かないし
そもそも、いのししを育ててくれる場所なんてあまりないような気がします。
海晴お姉ちゃんは、動物園か専門の大学あたりから逃げ出したのではないかって。
テレビの人たちに協力してもらって、情報提供を求める案もあるけど
あんまり騒ぎにしたくなくて迷っているみたいです。
それに、いのししの赤ちゃんが町中に出現したニュースより
女の子が19人もいる20人きょうだいの大家族のほうがニュースになりそうだって。
テレビの人がおうちに来るなんてことになったら
小雨は緊張しすぎて
どうなってしまうかわかりません。
また腰が抜けてしまうかもしれない。
でも、怪我をしたちゃちゃちゃんを放っておけないのは
小雨も夕凪ちゃんと同じ気持ちです。
怖い思いもしたけれど。
小雨が怪我をして一人きりだなんてことになったら
とても生きてはいけません。
小雨ほど弱くはなくても、大変な怪我をしているんです。
ちゃちゃちゃんは立つこともできなくて、このままでは死を待つばかり。
厳しい野性のおきての中に放り込まれてしまった
小さな命。
今は話を聞いて同情してしまうけど
もしもまた目の前に現れたら怖くて逃げてしまうでしょうか。
今日は、ちゃちゃちゃんは動物病院にお泊まり。
もう戻ってこないんじゃないかって、
夕凪ちゃんがさみしがっています。
それは、いのししは普通のおうちにいたらいけないですよね。
夕凪ちゃんのことも心配です。
小雨なんかが元気付けてあげることもなかなかできないし
お兄ちゃん、ひとこと声をかけてあげるだけでもいいので
夕凪ちゃんの様子を見てもらえませんか?
お願いしかできない小雨ですみません。
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL


ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。