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吹雪の偽日記

『名探偵』

原典には存在しないことで知られる
鹿撃ち帽とインバネスコート。
もともとは、発表当時のイラストレーターの創作だとか。
しかし現在においても、シャーロック・ホームズの外見は
この姿が一般的と言えます。

アニメでは擬人化した犬たちとして
表現していました。
この帽子についた犬耳は、そういう理由です。
氷柱姉のサイズに合わせて作ったものですから
私には大きいサイズです。
帽子の機能は、遮光、耐寒性、装飾性など。
体に合わない形状では、いずれも効果が薄いでしょう。

今日の夕凪姉の事件に功績があったと
渡された衣装です。
やはり、大きすぎるようですね。
一般的に、女子の体型が成長するのは、十代の時期。
個人差もありますが、十代前半に大きく変化するといわれます。
氷柱姉は特に発達する期間を経た後なので
小学生の私とはだいぶサイズが違います。
特に身長の点で、顕著です。
それに私は、食事量と運動量が控えめで
早い段階で体型が著しく発達するとは考えにくい。
星花姉の服ならば、袖や裾を折り返す程度で着用できます。
急な夕立で濡れた場合など、着替えの手持ちが少ない私が借りることはあります。
ですから、星花姉がもらった試作品のパンダチャイナならば
実用性もあると考えられますが
この探偵衣装は、氷柱姉に返すのが良いでしょう。
部屋にあるタンスは、三人共用。
私に与えられた部分は、用途に合わせた最低限の着替えで
すっきりしているほうが好ましい。

そもそも、本当に
この衣装にふさわしい活躍だったと言えるでしょうか?
昨夜、共用のタンスにしまってあった合羽を
夕凪姉の急な要請によって
協力して探し出すことになった時点で
雨の中を外出する予定ができたのだろうと
当然思いつきます。
であれば、次は長靴が必要になることもわかります。
台風が近づき、外出を控えるべきである現状。
下駄箱にしまわれた長靴に鈴を繋いで
夕凪姉の外出を警戒するのは、
誰でも思いついていい工夫です。

朝から雨が降り続きましたが
昼には晴れ間があって、
事態は何も問題なく解決しました。
秘密の外出を発見された夕凪姉が
動揺のあまりに、誰にも質問されないうちから
自分の計画をすらすら答えたので
探検の許可が出ました。
危険なことをしようとしていたと
多少はとがめられていたようではありました。
夕凪姉は、物置の内部を南極大陸に例えていましたが
それほど大げさな場所ではありません。
小学生の使用が禁止されているのは
散らかっているために、使用に難があるから。
そして、散らかっている理由は
普段は整理整頓の必要を感じないものが多く、
つまりそれらは日常的な価値があまり見いだせないから。
新郎新婦の写真がプリントされた食器は
用途に困りますが、
お祝いの品ですから、捨てるのも心情的に悩ましい。
こうして時おり話題になるので
記念にする目的は達成されているわけですが。
結婚披露宴の習慣は、やや解釈が困難な部分が残っているようです。
私が法的に結婚を許される年齢になるまでに
より合理的な披露宴が行われているようにと望みます。
記念の行事に、合理性は要求されていないかもしれませんが。
私の年齢では結婚という制度に理解が乏しく、
具体的な提案をするわけにもいきません。
大人になって、
愛する人と一緒に暮らしていくとき。
ただ毎日を重ねるということ、
そのほかに、何を求めるのか。
何もいらない、
それでは通用しないのでしょうか?
結婚という制度は、南極すらも上回る謎だと言えます。
そんな物置なので、片づけが苦手な霙姉はあまり多くを運び込めず、
夕凪姉が心配していた暗黒コレクションは
宇宙関連の本が多かったため、大部分を私が一時的に借りていて、
つまり、心配していた当の本人の部屋の
本棚にそのまま存在していたということになります。
さすがにこんな場所にあったとは想像が難しかったようです。
おとといはロケットの打ち上げに成功し、
宇宙開発の話題が面白く読めます。
キミも興味がありますか?
でしたら、私が読み終えた後になりますが、いいですか?
どうしても待てないというのであれば、
本の持ち主の霙姉の立会いのもと、我が家の神聖な争奪戦で
決着を付けてもいいでしょう。
争奪戦の内容は、キミに任せます。

今日は、
夕凪姉は、ほこりまみれになってはしゃいで
早めに入浴して寝てしまいましたが
このくらいの年齢では、一晩休めばもう疲れは残りません。
明日が台風の影響が最も大きく、
家に閉じこもる必要がある日。
完全に体力が回復すると予想される夕凪姉は
果たして明日一日、大人しくできるのか?
そこで私たちが宇宙開発の本の争奪戦を行い、
危険な外出から気をそらすことができたらいいと考えました。
でも、私としても、それは名目で
一度は強大な相手と戦って、力を試してみたいだけなのかもしれない。
それとも、かまってほしいだけなのか。
あるいは、仲良く本を分け合うのも、悪い休日の過ごし方ではないとも思えます。
キミに決めてもらいたいと考えています。
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