アルケイディア&キュクレイン

アルケイディア&キュクレイン TOP  >  スポンサー広告 >  海晴 >  海晴の偽日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海晴の偽日記

『お白洲』

昨日まで雨雲を呼んでいた不安定な大気は移動し、
私たちの住むところにもまた、
太陽の輝く夏休みの一日が帰ってきました。
今後しばらくは、またはっきりしないお天気の予報。
晴れ間はしばらくお預けになるかもね。
まぶしい夏の休日を、充分に楽しんだ?
後から二度とやって来ない、少年少女たちのひと夏。
歳をとってから後悔しないように、
しっかりと経験をしておくこと。
特に、私たちの家に来てくれてから間がない
弟くんには
貴重な夏休みになるかも。
青春時代のきらめく記憶の、その中でも
ひときわ燦然と思い起こすことになる一幕。
私は──
家族たちと過ごした学生時代の夏休みを
これからも忘れることはないと思います。
振り返るには、今はだいぶ忙しい日々。
めまぐるしく過ぎる社会人一年生の生活に、
まだ、懐かしく思い返す余裕はなかなかない。
それでも、時々まばゆい日光がひらめくと、
同じように良く晴れた日、
暑い暑い、汗が噴き出す気温に
妹たちと一緒に入ったビニールプールの冷たい水しぶきが、
今も私の手のひらに感じられるかのように
蘇ってきます。
私の大事な思い出のひとかけら。
だからやっぱり、夏はこのくらいの暑さであって欲しい。
あの時には、キミはいなかったね。
ちょっぴりさみしい。
そんな19歳の夏。
いいえ、まだこれから。
うん。
うんうん。
忙しいといったって、まだまだまぶしい思い出を作るには
遅くない年齢だし
いいよね?
目の前にあらわれたのは、
やっと出会えた本当の家族。
生まれたときから決められていた通り、
日々を過ごして、特別な時間を積み重ねていく
大切なパートナー。
これから一生を共にする、かけがえのない人。
の、一人。
もう少し、思い出作り重視でも
若いお姉ちゃんは
全然大丈夫な年頃だと思います。
それで、相談なんだけど。

今日は氷柱ちゃんは、怒ってたね。
さすがに、毎日家の中がこんなになっては
見過ごすことはできないって。
だらしのない格好、
なぜか着っぱなしの水着。
若い盛りの女の子が、
もうためらわずに解放感を求めています。
暑さで体調を崩すのが一番の心配とはいえ、
それは水分補給や夏バテ対策の栄養管理、
汗をかいたときの適切な着替えで対処するもの。
裸族になることで暑さを耐えしのぐ方向は、
氷柱ちゃんの理性がある限り
認められません。
そんな具合。
まあ、女の子がこんなに
人体のどこもかしこも肌を丸出しにしていては
いくら真夏とはいえ、おなかを壊してしまうかもしれないし
それに、男の子から見ても女の子から見ても
照れちゃうな。
いやーん。
こんなにすべすべ肌色率の多い家庭では
なかなか普段通りの日常は過ごせないわ。
かといって、氷柱ちゃんの提案するような
プール以外の水着着用禁止令──
も、ちょっとどうかと思う。
禁止したって、暑いのは変わらないんだから
年上の人の目が届かないところで薄着で涼むようになってしまったら
体調管理に目が行き届かなくて、なお危険。
許されるか許されないかの問題ではなく、したいことは相談してくれなきゃ。
気持ちを押し込んで隠してしまうなんてことになったら悲しい。
だいいち、
見ているほうが動揺しちゃうからって
実はそんなに嫌でもない、
かわいらしい水着が花盛りの
刺激的な光景。
時々は、いいんじゃないかな。
本心を言うと、いつだってこんな華やかなのって
なかなかないすごいことじゃないかな?
私だって参加してもかまわない?
限りある夏を、楽しく過ごす一工夫。
禁止なんて違うと思う。
私たちが家族としたいことは、
お白洲に引き出して桜吹雪を見せ付けることじゃない。
たぶん神様は、私たちにできるだけのことを
この世界に与えてくれています。
どんなことも、私たちが選んで生きていける。
正しい経験も、
ちょっとした冒険も、
とても許されないようなことだって、
思うようにと任せている。
この世界に、こうして命を与えてくれて
私たちの自由の全てを、許しています。
それが、神様が私たちを愛することなのかもしれない。
と、ときどき怒ってしまうときに考えます。
私はなかなかそんなふうにはできない。
大切な人たちが、家族としてこれからもいられるように
放ってはおけない。
どうしても厳しくする場面もあるの。
お姉ちゃん19年目。まだまだ修行の真っ最中です。
四六時中ずっと水着の生活は、涼しいのは間違いないとして
どうしてもだらしがなくて、けじめがつかないよね。
家族のみんなを考えて、私にできる提案としては
水着で過ごすことよりも、きちんとした生活を過ごすことが
さわやかで快適で、本当に気持ちがいいものだと、
私たちがそうして見せて、一緒の生活で実感してもらうことだけ。
かわいい服を選んでもいいし、涼しさを求めるなら相談しよう。
はりきっちゃう。
何も行き過ぎたことをしなくても、この日々は思い出になるはず。
暑さに負けそうでも、助け合って乗り越えていけるようにしたいな。
もし、キミに何かあったとき、自分の気持ちを隠さないで。
私たち家族は誰も、悪いことだからと裁いたりしない。
自分のことみたいに真剣に相談に乗るよ。
ちょうど、明日はアイスがお得な31日。
男の子は、アイスの好みを真剣に話すのは恥ずかしい?
なかなか言えない恥ずかしいことでもいいよ。
なんでも、おねだりがあるなら聞いてあげる。
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL


ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。