アルケイディア&キュクレイン

アルケイディア&キュクレイン TOP  >  スポンサー広告 >  小雨 >  小雨の偽日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小雨の偽日記

『小雨の日』

ついに夏です。
家族みんなが指折り数えて待っていた
夏休みも始まりました。
ふだんとは違う、不思議な毎日。
見たこともない特別なことが起こってしまいそうな、
それでいて、ついうっかりだらだらと過ごしてしまいそうな
新しい時間が、私たちにも訪れます。

このごろは
あついあつい、
とってもあつい日が続いて
家族が体を壊してしまわないか
とっても心配で
心配で心配で
はらはら。
このままでは、心配のあまり
熱を出してしまいそう。
そんな小雨の情けなさを天の神様も見ていて
そこまで心配しなくても、と考えてくれたのか。
一休みの涼しいお天気、
オアシスのような、快適な小雨の日でした。
優しい雨。
うるおいの一日。
庭のすみにしぼんでいたお花たちも、
夕方には、たっぷり浴びた雨のしずくをまとって
別人みたいになってきらきら。
疲れきっていた夏の日々に、ひといき。
なんだかうれしい。
穏やかな天気に感謝の気持ち。
輝くような世界が広がります。

そんな雨の後は、毎日の花壇のお世話も
すこし色づいたように、胸が弾みます。
足音にぱらぱらと舞う土ぼこりのにおいも
乾いて夏の日がしみこんだ厳しさではない。
なんだか思いがけなく甘さまで感じさせてくれる
風もふんわり、雨の後。
寒すぎたりもせず、真夏の気温は
雨の後は、紫外線対策の厚着ごと小雨をじりじり焼いたり
そんなことはなく快適。
久しぶりの涼しさに誘われるのか、
雨がやんだら元気な子たちは庭に飛び出し、
静かな子たちもお姉さんも、気持ちのいい散歩を始めたい
過ごしやすい、珍しい夏の一日。
こんな夏休みもあるんですね。
小雨のささやかな仕事もはかどります。

天気予報では、しばらく曇りがちな空模様が続くそうです。
そうなると、今度はちょっと不安になってしまうもので──
たまには夏のぎらぎらする日差しが恋しくなったりは
しないでしょうか?
楽しみに待っていた、まぶしい季節。
暑さを乗り切りながら
いよいよ過ごせると思った、新しい私たちの夏。
始まるという時になったというのに、
それが、
こんなはずじゃなかった!
という気分になるなんて。
そんなことになってしまったら
小雨が情けないのがいけないんです。
もちろん、小雨が雨を呼ぶなんて
そんな大それたことを言うつもりはないのですけど、
じめじめしてしまう気持ちが雨を連れて来てしまったら
そう思うのは、小雨がうじうじ悩んでいる気持ちを
灰色の空に見てしまうからでしょうか?

あんまり暑い日が続くときの
心配もそうだけど、
それは、努力して気をつけていくことだから
まだなんとかなるほうです。
吹雪ちゃんの朝顔の育ちがなぜかあまりよくなくて
こんなにお世話をしているのになぜなんだろうって
二人で悩んでいるのもそうだけど
吹雪ちゃんは、こればっかりはどうにもならないことだと。
教わったとおりに、できることをお世話したら
あとは祈るばかり。
吹雪ちゃんがそう思っているなら
小雨がこれ以上心配することじゃあ、ないのかもしれない。
もっと、どうしたらいいのか
解決が難しい
ふいにあらわれる真夏の雨雲みたいに、
灰色に覆われる、小雨の気持ち。
小雨のこのごろは、夏のお百姓さんスタイル。
とってもだいじなこと。
花壇だけじゃなくて、家庭菜園にも手が回る
時間が自由な夏のお休み。
まだまだ初心者の小雨の力では、
形と色の悪い
トマトになすに、きゅうり。
痛んだところを捨てて、
汚れを洗ってよく落として、
お料理として食卓に提供できるのも
そんなに多くない、修行中。
お遊びみたいな、でも少しだけ役に立てている気持ちになれる
嬉しい時間の使い方。
困っているのは、その話ではないんです。

ところで、夏のお百姓さんばかりではない
少しうきうき、もうひとつのだいじなこと。
それは、夏のおじょうさん。
我が家では、夏のおじょうさんといえば
まず、虹子ちゃんが名乗りを上げます。
それから、たくさんのきれいなお姉ちゃんたちがそうなりたくて。
似合うものは、
つばの広いぼうしに、白いワンピース。
それからもちろん、勇気の大胆ビキニ。
そんなイメージ。
実は、小雨は普段からこんなふうに地味だから
あんまりおしゃれを知らないから──
心配したお姉ちゃんたちや妹たちが、
小雨ちゃんももっと、きれいになれるよ!
素質があるよ、と薦めてくれる
新しい服、華やかな色合い、清楚な誘い。
とても小雨に似合いそうにない、夏を凝縮した
太陽のようなおしゃれ。
ちょっぴり不安な思いに、曇る心。
いいのかな?
だんだん小雨は、どうしてかな
あまり嫌じゃないの。
なぜか勇気を出してみたい。
立夏ちゃんは、夏のせいだというんです。
新しく始まるかもしれない
わくわくする予感、
そんな季節。
希望していた何かに、挑戦してみたくなるものだと
そうなのでしょうか?
夏休みは、始まったばかり。
どうなってしまうのかしら。
いいものなのかしら。
とまどう曇りがちな心と、
晴れ間を覗かせそうな、冒険の気配。
小雨の心が迷う間は、灰色の空を見つめ続けるのかな。
お兄ちゃんは、小雨はどうしたらいいと思う?
やっぱり、小雨にひまわりモードは
似合わないかなあ。
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL


ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。