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吹雪の偽日記

『愛の性質』

愛に物理的な性質が
あるとします。

その場合、
愛の伝達とは
どのような仕組みで行われるのか?

愛の定義は様々ですが、
これまでの観察によると、
最低でも二つ以上の個体が
ともに愛を実感していることが
ひとつの条件だと考えられます。

話を分かりやすくするために
特定の個体ひとつをAと設定し、
もうひとつをBとします。

もしもAかBが人間でなく
例えば犬や猫だったら、
人間でない側からの行動が、一般的な意味における思いやりではなく
適度な食事を中心とした単なる快適な環境の構築であっても
愛は確実に成立します。
この場合でも、AはBを愛し、また、BもAを愛しているのです。

AかBの年齢も、愛において重要な要素となります。
0歳の女性が実感する愛と
18歳の女性が実感する愛とでは、細かい差異があるはずです。
お互いの性別も関わってくるでしょう。

そのため、ここでAとBに条件を設定する必要があります。
では仮に、どちらも同じく人間であり、
Aが16歳の高校生男子で、
Bが8歳の小学生女子だとします。
また、同じ両親から生まれていて、現在は一緒に生活していると想定します。
この場合、二人の間にどのような関係が成りたつとき
愛の伝達が成功した、と言えるでしょうか?
キミはどう考えるでしょう?

愛する人の言うことなら──
たとえどんな
恥ずかしい要求であっても、
一切の迷いなく
やりとげずにはいられない。
そんな関係が、二人の間に構築されている。
こういった感じでしょうか?

しかし、そう考えていると、
恥ずかしさは必要な条件ではない気がします。
愛を試す条件は恥ずかしさだけではないからです。

楽なことばかりではなくても
行動しようとすることがあり、
苦痛や悲しみを伴っていても
それらが楽しく、嬉しいものだと実感しています。

快適な環境を構築するよりも、
Aに対して何がしかの行動をとろうとします。

もちろん、
Aとはキミのことであり、Bとは私のことです。
ただし、あまり細かい条件が混じってくると
複雑になりすぎてしまうため、なるべく簡単にしました。

私はキミについてまだ知らないことが多いので
全ての条件を満たす設定は不可能です。
キミは、春風姉が言うように王子様なのでしょうか?
現時点では、王権を継承する予定はないように見受けられます。
あるいはキミは、星花姉が言う、天下に覇を競う君主なのでしょうか。
可能性は否定できませんが、
他の未来と比べて特別に蓋然性が高い予想でもない気がします。
どうなのですか?
キミは、私に何かを隠していますか?
それはいつか、私の前に明らかになるのでしょうか?

私たちの間に存在していると、
私が感じているこの愛は、
いったいなんであるのか?
計算を続けていけば、
すっきりとした式で表せるようになるのか、
果たして──

まだまだたくさんの時間があります。
私は小さい子で、キミもまだどちらかというと幼い。
気長に情報を集めていくことが許されている、と思います。
お互いを知る機会は増えていくでしょう。
私たちは家族なのですから。

今年のバレンタインが近づいています。
私は、キミに愛を伝えることができるのでしょうか?
自分でもはっきりしないこの感情を?

今年は、家族の行事として特に何かがあるとは聞いていません。
もし自由なら、これほどの困難である伝達に挑む義務はないのです。
それなのに、私を構築する感情の一つに、
キミへ愛を伝えたい気持ちがあります。
バレンタインに限らず、常に意識しているこの気持ちが
なぜか、特定の日付に向けて膨らんでいくのは不可解なことです。

私には理由は分かりません。
キミなら、あるいは答えを出してくれるでしょうか。
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