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蛍の偽日記

『二月に向けて』

一年の最初の月も、もう少しで終わり。
あわただしかった年の瀬のあとの、少しゆっくりできたお正月。
ここしばらく──
クリスマスのサンタと天使のパーティや、年始の着物パーティ。
というのは、ホタの趣味の楽しみ方だったかもしれないけど。

そんな、
華やかだった日々が、
昨日のことのような、もうずいぶん昔のことのような。
あっという間に過ぎ去ったと思ったら、
もうすぐいよいよ
次のイベントが近づいてくるんですよね。

二月は他の月よりほんのちょっと短いけれど、
またいろいろなことがあると思います。
特にバレンタイン!

でも、今年はなぜか
みんなが蛍に、
あまりバレンタインのごちそうを作らないようにって
言うんです……

みんな、
そんなに、お兄ちゃんに自分のお料理を食べてもらいたいのかな?

そういうわけで、
今年は衣装係を担当しようかな、と考えたりもしています。
バレンタインもコスプレパーティができるかしら。
お兄ちゃんに思いっきりの愛を伝える
とびっきりのかわいい衣装、
何がいいかな?
夢見るフリル?
勇気を出して大胆な露出?
他にも、生地にまでこだわるきらきらのドレスで
お兄ちゃんがまだ見たことのない私たちの新しい魅力を引き出すのもいいな。
でもそれは、お兄ちゃんと私たちの結婚式のときのお楽しみかしら?
かっこ良くスーツで、少し大人の女を意識させるのはどうかな。
ファンタジーなコスチュームでかわいらしく揃えるのもありだと思うし。
それとも、お兄ちゃんはやっぱり裸がいいですか?
生まれたままの、素直な心。
裸の心を伝えることができれば、
本当は衣装なんて何でもいいのかもしれないですもの。

でも、大好きな人にかわいいと思ってもらいたいし、
かわいい姿を見て喜んでもらえたら嬉しいし。
ホタ、本当はいつでもこだわっていたいけど
そういうわけにもいかないので
何かあったら張り切ってしまうのは、仕方ないんです。
ちょっとだけ大目に見てください、
お兄ちゃん。

さっき、みんながお兄ちゃんにお料理を食べさせたいんだって
言ったとき、
お兄ちゃんは「えっ?」って思ったかもしれないけど、
でも、それは本当なんですよ。
このごろのホタは、家庭科の先生の気分です。
みんなのためを思うなら、なるべく手を出しちゃいけない。
でもおいしいお料理を作るために、なるべく要点は教えなくちゃ。
みんなががんばっているのは、
この機会に、お兄ちゃんにおいしいお料理を食べさせてもらいたいっていうのも
ちゃんとあるんです。
キッチンに立つ真剣な顔を見ていれば、わかります。
大好きな人に喜んでもらうことを思いながら作っているんだなって──
いつもホタがそうだから、見ればすぐわかるものなんです。

でも、ホタはダメな家庭科の先生なんですよ。
家族の料理には採点が甘くって、
おいしい、
おいしい、
とってもじょうずよ、
なんて、あんまり参考にならないって言われているんです。
もっと上手になりたいから相談してくれるのに
こんなことでいいんでしょうか?
でも、お兄ちゃんに喜んでもらいたくて作っているんだし、
きっと、お兄ちゃんの評価も同じだと思うの。
おうちの家庭科の先生に必要なものは
「たいへんよくできました」のハンコがひとつだけでいいよね。
あ、霙お姉ちゃんには「もうすこしがんばりましょう」が要るでしょうか?
でも、がんばって作っているものなんだから、ね。

バレンタインのお品書きには、
きっと「たいへんよくできました」のハンコが
ずらり並ぶと思います。
チョコ料理ばっかりじゃなくなっちゃうのは
お兄ちゃんはちょっと残念かもしれないかな?

みんなの上達が楽しみです。
その前に蛍は、
バレンタインコスの準備──
よりも先に、今日のご飯の支度ですね。
まだしばらくは、おいしいご飯で家族が喜ぶ顔は
蛍と春風ちゃんだけのお楽しみです。

今日のメニューは何がいいかな?
週の始まりの月曜日は、
元気よく、カジュアルに小倉スパゲティと
あんこたっぷりのサンドイッチにしようか。
他の候補としては、白身魚とほうれん草と小豆のグラタン──
たまには、小さい子がよろこぶおはぎもいいかなあ?
それとも、豚肉もあることだし
ヒカルちゃんが好きな、ニンニクたっぷりのぎょうざに小豆を合わせるとか、
うーん、中華の方向だと、ホタは小豆シューマイもありかなあ。
豚肉としいたけ、にんじん、春雨の小豆炒めもいいですよね。
それと、デザートは
ホタもこのごろいろいろ試しているけれど、
小豆の家庭的でやさしい甘さは、シンプルにお団子と食べるのが一番なんじゃないかと
思うんです。
でも、気になるレシピが一つ──
ホタのお料理の本の中を探して見つかった、小豆料理のひとつ。
それがこの小倉ババロア。
とろーり生クリームと、ゆであずきのつぶつぶが、
ぷるんとしたゼラチンの中に溶け合う、甘さの彩り──
食べたら、いったいどんな心地になるのかしら。
まるで、個性が混じり合って、思いもよらない味になる私たちの家族みたいに
まったく体験したことのない、
新しい甘さが発見できるかもしれません。
なんちゃって。
今日は抜けるような青い空で、
早く帰ってきて、窓の内側で日向ぼっこしていたユキちゃんたちは、
汗ばむくらいだったみたい。
こんな日は、ホットなメインメニューの後に
冷たいデザートを用意してみても喜んでもらえるかな?
この調子だと、そろそろ小豆を買い込んでこないといけませんね。

ね、
お兄ちゃんは
どんな小豆料理が好きですか?
ホタ、がんばって作ります!
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